米粉・餅粉・菓子原材料のことなら、五百城ニユートリイ株式会社にお任せください。

菓子原材料製造卸 総合穀物粉メーカー

 五百城ニユートリイ株式会社


〒670-0973 兵庫県姫路市亀山2丁目183番地

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大正11年創業、100年以上培われた製粉技術と匠の技で選び抜いた最高の原料を丹念に製粉し、ご安心ご満足いただける菓子原材料造りに取り組んでいます。和菓子・各種製菓用米粉(上新粉)・餅粉のご用命なら五百城ニユートリイ㈱へご相談ください。

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品質への取り組み

より良い原料を目指して

(1) 圃場における糯米の生育状況の視察

餅粉は、原材料の糯米の品質によって決まります。糯米の産地へ出向いて作柄を自分たちの目で確認します。

      佐賀県産 ヒヨクモチ

 

(2)カントリーにおける玄穀管理設備視察

糯米は、収穫後の乾燥、保存状態によっても品質に差が出ます。共同乾燥調整施設、自然風乾燥施設なども視察します。

 

米の澱粉は熱で変化しやすいため、熱風を使わずに自然風で熱風乾燥の倍の日数をかけ、じっくりと乾燥させます。

乾燥させた玄米は、管理された巨大なカントリーハウスに貯蔵されます。

伝統の胴搗き製粉へのこだわり

温胴搗き製法

 五百城製品の特徴は、選び抜いた米を念入りに精米し、さらに昔ながらの杵つき製法(スタンプミル方式)で製粉する、という点にあります。能率的な方法が工夫され、製粉技術がいかに進もうと、品質を第一に考えた場合、この製法をこえるものはないからです。 そのほかさまざまな製粉工程のなかにおいても、昔ながらの技術の良さを随所に取り入れています。

 杵搗き製粉は、他の方法より手間と時間がかかります。しかし製品は一番いい商品が製粉できます。粉の粒度分布には幅があり 食べたときの食感がいい感じです。熱を加えませんので米の風味とおいしさが保てます。

 米を洗米し、浸漬し臼で餅をつくように叩いてつぶし、ふるいにかけて乾燥します。軸杵が回転しながらツボ内に落下することによって飛散の度合いが少なく、原料を巻き込んで適格にツボ底部において粉砕します。粒子が比較的細かく丸いのが特徴です。ねじり粉砕なので粉の流動化も良く、主に米粉(上新粉)、もち粉の製造に使われます。

 

白くて仕上がりの良い安定した粉

 五百城ニユートリイの穀粉製品の特徴は、白くて製品の仕上がりの良い安定した粉であることです。

 伝統を伝え守り続ける精米技術の粋を集めた特殊精米技術と洗練した洗米技術者の匠の技により、どこよりも「白く製品の仕上がりが良い」と和菓子造りのプロたちが認める定評のある穀粉をお届けします。

 また、検査機関においても五百城の穀粉は、「穀粉検査のための標準となる粉」として使われるほどいつも変わらぬ安定した品質を保ちつづけます。そのための技術開発と人材育成には金品をいといません。それが、穀粉メーカーの命だと考えているからです。

 

老舗の製品にふさわしい原料造りをめざす

 大正11年の創業以来100年、穀粉の五百城は「お客様に喜んでいただける穀粉づくり」をモットーに、この道ひとすじに研究努力を続けてまいりました。

 私どもは、「食文化を創造し諸恩人に報恩の誠を捧げ有用の人を育つ」 という企業理念のもと、常に自己の品性を磨き、よりよい製品の生産に販売に創意をこらしつつ、皆様方に愛され信頼される穀粉づくりをめざしております。

 これも、真に顧客のニーズに合った優秀な製品を造り、信頼されるお取引を続けてゆけば、必ず皆様方とともに末永く豊かに繁栄できるという弊社創業時の精神をひとえに信じてきたからにほかなりません。これからも相互信頼の絆を大切にして、共存共栄をはかって行く所存でございますので、今後とも、暖かいお引立てを賜りますよう心よりお願い申し上げます。

 

本物の証明

品質(ひんしつ)は人質(じんしつ)

五百城の粉は白い?…米粉はみんな白いじゃないか?と思われるでしょう。

 米粉、餅粉の白度といっても、粉のまま目で比較しても解りませんね。

 同量の粉を同量の水で溶き、蒸すかレンジでチンして比較してみますと、安い米を混ぜ込んだり、歩留まりを確保するために磨きを浅くした米を使った磨き込みの足りない米を使った粉では、どんよりと濁ったもち生地やだんご生地にしかなりません。

 このどんよりとした生地の濁りは、ヌカ成分です。 この色の違いを見分けてください。プロは、粉の品質をこうして比較しています。「これは良い粉だ。こりゃ悪い粉だ。」と。

 粉の状態で見てもどちらも白い粉です。違いは解りません。生地にしてみると一目で解ります。プロの職人の目をごまかすことなどできません。「濁ったもち生地」や「どんよりしただんご生地」では、使えませんね。

 

 和菓子の澄んだ発色を出すためにも、時間をかけて手間をおしまずに丹念に磨きこんだ原料米を、水が澄むまで見極めながらにきれいに洗米しきり、その上に熱の加わらない製粉方法を使って大切に大切に粉にする…そんな手間隙を惜しまない粉の匠たちが丹念に造る「心のこもった米粉、もち粉」だからこそ、伝統ある和菓子の匠や名工たちが使うにふさわしい粉となります。 自分の休憩時間を増やすために仕事を「まくる」ような従業員がいる工場では、きちんと精米し、きちんと洗米し、きちんと製粉する…こんなあたりまえのことをあたりまえにきちんとすることが難しいのでしょう。

 組織の成果はその「組織の質」によって決まります。そして、その組織の品質は、その組織を構成する一人ひとりの「人の品質」、つまり一人ひとりの「人格」の質の集合体です。それが、五百城ニユートリイ㈱が全社を挙げて全人格教育を推進する所以です。 あなたが経営陣でいらっしゃるならば、その意をご理解いただけるでしょう。

 粉の濁りは、それを造る人の品性の濁りです。

 大正11年創業以来100余年、白い粉を造り続けてきた五百城ニユートリイ㈱が、変わらず「五百城の粉は、白い」という定評を維持できますようこれからも精進してまいります。

五百城ニユートリイの品質方針

品質方針

信頼される製品造りで「顧客満足」を高めてゆく

 原料を見定める技能を高め、機器設備を最適に稼働できる技術に優れ、出来た製品の品質が良好であり、安心安全な管理ができている企業をめざし、さらに製品を確実にお客様のもとに届けるために製造から販売・納品に携わる全社員が社会人として基本行動・マナーを人材育成の基礎としてコミュニケーション能力・マネジメント能力を向上させなければならない。

 わが社は、経営理念及び事業方針に基づく「品質方針」に従い、「品質目標」及び各部門の「品質目標」「品質計画」を定め、これを実行し定期的にその実施効果と有効性を検証しながらこれを継続的に改善し、品質管理責任者を任命し、「品質マネジメントシステム」の効果的な運用によって、事業方針である「信頼される会社」「信頼される製品」「信頼される人間」づくりを実現し、顧客満足を高めてゆく。

 そのため、経営理念・行動指針・社員行動指針を日々の企業活動を生かすための人材育成の仕組みを構築し、企業活動を通した「人づくり」「社風づくり」によって顧客へのサービスが迅速・丁寧でありフォローが最良である組織づくりを行う。

代表取締役  五百城 一博